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【アルバイトはバレる‼】正しい失業保険(基本手当)の知識と手続きに必要なものを知ろう

基本的には次の職場が決まった時点で退職申請を行い、間を置かずに転職する事が望ましいです。

しかしあまりにもブラックな環境でこれ以上職場に居ると精神的に耐えれないあるいは転職する時間が取れないという場合もあります。

このような状況にいる方はこのまま泣き寝入りするしかないのでしょうか?

今回はそんな方に失業保険(基本手当)ていう制度をご紹介したいと思います。

1.失業保険(基本手当)とは

劣悪な環境下では、判断力も落ちて転職活動もおざなりになりがちです。

転職活動に費やす時間も十分に取れず、転職活動活に上手くいかず精神的に追い詰められてしまい冷静な判断が出来ません。

そういった場合は、一度今いる職場を辞めてからの転職活動を選択する方がいます。

そんな方に活用して頂きたいのが、一般的には「失業保険」と呼ばれる基本手当の制度です。

失業保険とは何らかの事情で職を辞す事になった際に国から失業手当を給付されるしくみの保険です。

この保険の目的としては下記になります。

□ 失業中の生活維持

□ 失業中の再就職活動を容易にする

つまり仕事を辞めた後に失業者の生活と再就職活動の為に給付されるという事ですね。

申請はハローワークで行われます。

2.失業保険(基本手当)を貰う為には

ではこの.失業保険(基本手当)の恩恵は失業中であれば誰でも受ける事が出来るのでしょうか?答えは残念ながら「No」です。

誰でも無条件に失業保険(基本手当)を受ける事は出来ません。


失業保険(基本手当)を受けるに当たり主な3つの状況を見てみましょう。

【a.自己都合退職の場合】

自己都合退職は、転職や起業等一般的に自分の都合で会社を辞める事を言います。

自己都合退職の場合は更に2つに細かく分かれて「正当な理由なし」と「正当な理由があり」になります。

この自己都合退職の場合は、各々下記の条件をクリアしないと失業保険(基本手当)の給付資格は与えられません

「正当な理由なし」・・転職や企業等など自己の都合で職を辞した時


□ 離職日以前の2年間に12か月以上被保険者期間がある事 ※1

□ 待機期間(7日間)満了後に更に給付制限期間が3か月ある事 ※2

※1

12か月以上被保険者期間というのは会社に入った際の健康保険証の被保険者になった期間の事を指します。

例えば、今の会社に入って3か月で辞めたとしても前職で1年以上被保険者になっていれば給付資格はあるという事になります。

※2

待機期間(7日間)とは離職票提出と求職申込みをした日から失業保険支給までに設けられている期間のことです。

待機期間中にアルバイト等、収入が認められると受給できないので注意してください。

つまり自己都合退職の「正当な理由なし」の場合は給付にあたり3か月以上かかるという事です。


「正当な理由あり」・・労働できない事情により、会社側の解雇ではなく、自ら離職する場合です。

例えば、配偶者の転勤に同行するため離職した場合や傷病による就業困難で離職した場合等が該当します。

□ 離職日以前の1年間に、被保険者期間が6カ月以上ある

□ 7日間の待期期間後に、直ちに基本手当の支給を開始

【b.会社都合退職の場合】

倒産、退職推奨、解雇(懲戒解雇はダメ)等で会社の都合で働けなくなった場合を会社都合退職と言います。


□ 離職日以前の1年間に、被保険者期間が6カ月以上ある

□ 7日間の待期期間後、直ちに基本手当の支給を開始

【c.その他】

定年退職等が該当します。

□ 離職日以前の2年間に、被保険者期間が6カ月以上ある

□ 7日間の待期期間後に、直ちに基本手当の支給を開始

3.給付期間と給付金

では、実際に失業保険(基本手当)を受けるにあたり、どれ位の期間、どれだけ支給されるのでしょうか。

給付金については離職した直前の6か月に毎月決まって支払れた賃金(賞与は非該当)の合計を180で割り、算出した数字の50~80%になります。

つまり

支給額=(6か月分の賃金÷180)×50%~80%

となります。

パーセンテージが違うのは賃金の低い人程高い倍率になり格差を少なくしているからです。

また、支給額も上限が決まっており、下記のリストよりも高い金額になっても支給額は上限額一杯になります。

(上限額)

30歳未満6,815円
30歳以上45歳未満7,570円
45歳以上60歳未満8,335円
60歳以上65歳未満7,150円

(引用: https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_benefitdays.html

支給期間についてはハローワークのサイトに分かりやすい表がありましたので、下記ご参照ください。

(引用: https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_benefitdays.html

4.注意点

失業保険(基本手当)を受給するにあたり絶対やってはいけない事。

それは不正受給です。


失業保険は就職活動をする意思がある方を支援するものです。

その為、ありもしない求職活動のでっち上げや就労(アルバイト・パート・自営・日雇等)や就職を事実に反して不正に申告・受給した場合は大きなペナルティを受ける事になります。

「 こういった不正行為が行われた場合、その不正行為があった日以降の日について、基本手当等が一切支給されず、不正に受給した基本手当等の相当額(不正受給金額)の返還が命ぜられます。さらに、返還が命ぜられた不正受給金額とは別に、直接不正の行為により支給を受けた額の2倍に相当する額以下の金額の納付(いわゆる「3倍返し」)が命ぜられることとなります。

(引用: https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_dishonesty.html

失業保険を受領するにあたり、分からない事はそのままにするのではなくハローワークにて質問をし不正受給がないように徹底しましょう。

まとめ

失業保険(基本手当)は失業者が就職活動を行うにあたり安心して活動できる制度です。

正しい仕組みや制度を理解し十分に活用する事で、心強い味方になってくれます。

しかし一方で制度を悪用し不正受給する事で大きなペナルティや社会的信用が失墜する事も十分に理解して、少しでも疑問点があればその都度ハローワークで確認するようにしましょう。

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