ワークハック

中途半端が救世主?その驚くべき効果とは?

突然ですが、ツァイガルニク効果をご存じでしょうか?
ツァイガルニク効果とは完全に最後まで完了した課題よりも、中途半端になっていたり、中断になった課題の方が良く覚えているという現象の事をいいます。


この現象の名づけ親であるツァイガルニク・ブルーマとクルト・レヴィンの両心理学者はある日カフェに座っていると、ウェイターが注文をメモしていくなくても仕事を完璧にこなしている事に気づきました。このウェイターにどうしてそこまで注文を覚えているのか聞いてみると驚くことにたった今カフェを出ていった客のオーダーした注文を全く覚えていない事が判明しました。

記憶力の問題なのか?それとも何か別の作用が働いているのではないか?
二人はその後の実験で、頭を使う課題が中断された場合、最後まで終わった課題よりも2倍よく覚えている事を発見しました。

この理由としては動機を保つ緊張感が続くことで記憶力が活性化されているためと考えらています。課題を達成することで動機を保つ理由がなくなり、その結果今おこなった課題でさせ全て忘れてしまうというわけです。

このツァイガルニク効果は実際に応用するととて役立つものです。例えば、長い文章をかくような作業は途中で中断したほうが、つぎにこの作業を再開するのが簡単になります。どこで中断し、何を書こうとしていたか、すぐに思い出せるからです。

また盛り上がっている会議の途中っであえて結論をださないまま一度中断すれば、相手は論点をふりかえりこちらの意見を吟味し意図するところをくみ取る可能性も高くなります。


他にものめり込みやすい作業や趣味のあえて休憩という中断をいれる事で「動機を保つ」緊張感を発揮し集中力を持続させやすくしたり意外なところでは恋愛にも応用できます。盛り上げっている時や盛り上がりそうな所であえて一度引くことで相手は「続きが気になる」というツァイガルニク効果によって普段よりデートの誘いなどすんなり受け入れてくれる心理状態になりやすいのです。

中途半端は悪いという印象を持たれがちですが、応用する事でとても有効な手法です。明日の自分の為に少しきりの悪い所で課題をやめることで「種植え」を仕込んでおくのです。そうすると次の日に課題に取り掛かる時に取り掛かりやすくなります。

キリのいいところですと、初めから考えなければならないのでその分取っ掛かりしにくく時間も思いのほか無駄にしてしまいます。


一度試してみてはいかがでしょうか。

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