ワークハック

正論なのに相手に意見が伝わらない

会議等で明らかに自分の意見や案が正しいのに、周りから理解を示してもらえない事はありませんか?周りが保守的すぎる等の愚痴等も出ると思いますがが、果たして理由は周りの不理解だけなのでしょうか。


そもそも会議で意見を言うと一定数の人々が反対の意見を言うのは経験上どうしてもいます

しかし、綿密に準備して完璧ともとれる案を報告した時などに反対意見が出ると「なんで理解してくれないんだ」と怒りすら湧いてくる事があります。そういった時はついつい自分の意見が正しいと相手と口論してしまいがちですが、これはあまりよくない選択です。


会議で自分の意見と食い違うと

①相手に自分の方が正しいと認めてもらえるまで戦う

②理解してくれないんならもういいやと諦める

③折衷案を考える

のどれかに方向性を選択する事になるでしょう。

上記では①の対応ですが、仮に自分の意見を押し通したとしても反対派はそもそも協力的ではないですし、押し通された時のネガティブな感情がその後の仕事に残ってしまう恐れがあります。

②に関しては、自分の役割を投げ捨てる行為に等しいので信頼という大事な要素を損ねてしまいます。

そうなると③の折衷案が双方にとって良い案だとわかります。
ではどのような方法で正論を相手に認めてもらい、そして相手の意見と折衷する事ができるのか?

それは「相手側からみて自分の出した意見に自ら反論をしてみる」ことです。

どういう事かと言いますと、正論だと思い込んだ頭では相手が何を言おうとその情報をシャットダウンしてしまいがちになります。そして自分の都合のいい意見のみを拾ってしまい結果、その場では完璧だった正論が実は相手の指摘通り綻びだらけだったという結果になりかねる恐れがあります。

その為、会議などで相手から意見がでた際はまずは相手の意見が合理的だと考え、自分で自分の意見に反論し相手が何を言いたいのかその本質を探す癖を身に着ける必要があります。無論中にはただ感情的な意見で反対する人もいますが、多くの人は何か大事な事を伝える為に意見をしています。

その意見の裏側にある本質を理解し、それを踏まえて自分の意見を言う事が大事です。


これは私が経験したエピソードですが、ある若手社員同士でどうすれば売り上げを更に伸ばせるかという議論を実施しました。

ある若手社員Aの意見がまさに正論といってもいい内容でしたが、一方で若手社員BやCがそれに対する反対意見を述べ、若手社員Aと意見の衝突が起こりました。

議論の間の小休止で若手社員Aにどうして自分の正論が相手に理解してもらえないのか確認してみると、「理解する気がない」等中々厳しい意見を述べていました。「

相手の意見が合理的だと一旦受けて止めて、あえて自分の意見に反論してみると何が見える?」と私が問うと「○○のロジックが弱いかもしれません」という意見がAから出ました。

「なら一度その○○の部分が相手が懸念している事か聞いてみればいい」と助言するとしぶしぶといった形で会議に戻りました。

AがBとCに対して「一度考え直して○○の部分のロジックの弱さは確かにあるなと自分でも思いました。そこがお二人が指摘されている部分ですよね?」と聞くとBはその通りでCは「いや私は××が弱いと思った」と新たな切り口からAの意見への反対意見が出ている事は分かったのです。

Cの××の意見は確かに無視できるものではなく、結果AはBとCの指摘した意見を取りいれた意見に修正する事になりました。

議論が終わった後にAからは「自分が完璧だと思い込んで、それだけに固執していた」という意見がでました。

こういった経験から、正論なのに相手に伝わらないという時は相手の意見の本質を見極め自分で自分に反論し見直す手法が有効であると特におススメしています。

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