ワークハック

海外の働き方から学ぶ残業を減らすアイデアとは

毎日たくさんの仕事と会議に追われて残業だらけで心身共にクタクタ。。

そんな働き方がまだ日本の社会では根強いようで、いまだに過労死のニュースが後を絶ちません。

しかし一方で海外では滅多に過労死のニュースは聞かず、むしろ日本よりもGDPなどの成長率が伸びているという話を耳にします。

今回の記事では、海外の働きから残業を減らすアイデアをご紹介いたします。

1.残業は無制限で出来る?

現在日本の平均残業時間は30時間以上が50%を超えていると言われています。
労働基準法では労働者を働かせる事ができる時間は1日8時間週40時間と決まっています。これを法定労働時間といいます。

法定労働時間を超えて労働をさせることは労働基準法違反であり「6ヵ月以下の懲役又は30万円以下の罰金」というペナルティが定められています。

しかし、労働基準法36条では、使用者が労働組合(労働組合がない場合は労働者の過半数代表者)との間で書面による協定を締結し、届け出ることで、法定労働時間を超えて労働させることが可能と記載しています。

この書面による協定を実務上は36(サブロク)協定といいます。

つまり36協定を締結・届出することなく法定労働時間を超えて労働させることは、いかなる場合であっても違法です。

ただ、現実問題として中小企業(特に零細の企業)にはこの36協定を締結・届出していない企業が存在する事も確かです。

36協定は、無制限の残業を許すものではありません。時間外労働(残業)の上限時間は法律で以下のとおり決められていまこの上限時間を超える場合は36協定があっても原則として労働基準法違反となります。

ただし、特定の条件下でこれ以上の残業を認める事があります。これは特別条項付き36協定と呼ばれ1年の内6回まででしかも臨時的でしか運用されないので、滅多に使われないものです。

2.そもそもなんで残業時間が多いの?

残業が多い理由は様々ですが、その中でも代表的なものを3つ挙げましょう。

□ 業務量が多い

一人での業務が膨大かつ複雑で、次々にくる仕事に忙殺される為、どうしても時間がかかるという事です。

□ 残業を良しとする文化がある

残業をしている=会社の為に貢献していると評価する文化のある企業ですと、残業をしない社員は不当に評価下がりやすくなります。

□ 残業代で稼ぐから


支払われる給料だけでは生活が苦しいので、残業代で稼ごうとする人がいます。これは上の残業を良しとする文化と組み合わさっている事が多いです。

3.海外では残業はどう考えられているの?

一方で海外では残業はどのように考えられているのでしょうか?

海外=残業がないというイメージを持っている方はいらっしゃるかも知れませんが、残念ながら海外でも残業はあります

例えば、ベルギーなどでは残業したらその分残業時間の50%の割高賃金を支払うかその分を代休などに充てるかの2択が一般的です。

多くの人は代休を選択します。(というのもベルギーは税率40%ですので、割高賃金を貰ってもその分税でひかれる金額も増大するという事情があります。)

残業した際はきちんとしたフォロー体制が日本よりもしっかりしており、仮に残業代の不払いがあった時点で国の介入が即座に入るのです。

4.そもそもなんで海外では残業が少ないイメージなの?


海外では残業がないというイメージは私達日本人が持っているのですが、海外ではライフワークバランスをとても重要視している為に、残業をそもそもしないように仕事の段取りを行っているからです。


この段取り力が日本に足りない部分だと個人的には考えています。

5.残業をなくすアイデアとは

アメリカ・カナダの友人らからは「仕事は賃金を稼ぐ為にやってるだけで、嫌になったらすぐに辞める」と言っていましたが、事実彼らは残業を一切やりませんでした。

それにも関わらず何十時間も働いている私の時給以上で給料をもらっており、衝撃を受けたのを覚えています。



□ 個人の仕事の範囲以外の事は一切やらない

カナダも含めて欧米系の国では、個人の仕事の範囲が厳格に決まっています。

つまり自分の仕事の範囲はしっかりやるけど、少しでも範囲からずれたら一切やらないのです。

これは私たち日本人からすると無責任と感じがちですが、私自身振り返ってみると仕事の範囲が以上に多いのは仕事の範囲が明確ではなく抽象的な範囲で仕事をしていると気付かされました。

日本人は仕事の範囲を区切る事がとても苦手です。

「私はこの業務しかやらない」と仮に会社に行った際は、大目玉を食らう事になるでしょう。

しかし、そもそも業務が膨大で複雑化しているのをたった1人にさせている事が異常なのです。

自分の仕事の範囲なら確実に仕事をこなすー

こうした文化が今の日本に必要な考え方で、何でも人件費の削減など個人に仕事を押し付けるやり方ではいつまでたっても生産的な仕事ができないのです。

□ 限られた時間で如何に仕事を終わらせるか考えて仕事している


残業をしないという事は定時内でどのように仕事を終わらせるか、つまりどう効率よく仕事を進めるかを考えている人が多いのです。

当り前かもしれませんが、この認識も日本人が弱い所でもあります。

会議をするにしても「何時までに何をどこまで決めるのかと」いった効率よく成果を達成する意識がないので「とりあえずこの時間で会議するのでご参集ください。」といったスタイルで仕事をしている事が多いのです。

この効率よく成果を上げるには、あるべき目標=ゴールを設定してそれに対してどうアプローチしていくか考え実行する事が必要です。

この思考はもっと徹底的に身に着けないといけないなと私個人痛感しています。

□ 完璧性を排除する

私たちはどうしても100%の完成度で仕事を完成させたいと思っていますが、これが実は過剰なサービスになっているかも知れません。

過剰とはつまり余計という意味です。

「顧客満足度のために」というキャッチコピーはよく耳にしますが、この考え方が却って負担になっているのです。

例えば欧米では顧客満足度100%は目指さず90%で目標を設定している事が多いように見受けられます。

残りの10%は切って捨てます。

これは費用対効果を分析した結果の判断です。

残りの10%も補おうとする日本の考え方は美徳でもあるのですが、顧客要求が更に一方的で難しいものなってしまう諸刃の剣になりえるのです。

まとめ

海外と日本では仕事のやり方がお互いに一長一短あります。

しかし、現在日本の長期残業時間が問題になっている中、海外では残業がほとんどない国も多いのです。

そういった国々から仕事のやり方やアイデアを真摯に学び実践していく事は決して無駄な事ではありません

残業をへらす事で自分の時間を持ち、趣味や自己成長の為に使えるようになれば更に仕事にも邁進出来るようになるのです。

今回の記事がご参考になれば幸いです。

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