ワークハック

集中力の上げ方

作業効率を高める為に、音楽を聴きながら作業を行っている方もいらっしゃる思いますが、残念ながら作業効率は高まるどころかむしろマイナスになってしまう傾向があると一般的に考えられています。
といいますのも、音楽を聴く事と頭で考える事で脳にマルチタスクを強いる事になり脳の処理能力をいたずらに増やしているからです。作業に関係ない音源がある事で作業効率が下がる事を「無関連音効果」と呼びます。

特に雑多な音が混ざっている環境に耐えられない人や少しの音があった方が集中出来るという方にはホワイトノイズを聞く事をお勧めします。


ホワイトノイズとは、人間の耳に聞こえる可聴域の全ての周波数が均等な強度となるノイズです。特定の周波数が飛び出ていないためにピアノような「音色」らしい音色を持たない音で、特に水のせせらぎなど自然の環境音がホワイトノイズに近い特性を持っていると言われているものです。

ここで面白い実験を1つご紹介しましょう。スウェーデンのストックホルム大学の研究者達が注意力散漫で教師の話を集中して聞くことができない子どもに対して教室でホワイトノイズを流して実験すると学習効果が上がった事と逆に普段から注意力が高い子どもにとってはホワイトノイズは学習効果が下がったことが明らかになったと報告しています。(出典: https://behavioralandbrainfunctions.biomedcentral.com/articles/10.1186/1744-9081-6-55

この実験結果をそのまま応用する事は難しいかもしれませんが、普段集中力が散漫だと思っている方は試してみると思いの他作業効率が上がるかもしれません。

一方で音楽を聴きながら作業する事=意味のない事だと今までの話を聞いて思う方もいらっしゃるかも知れませんが、音楽を聴きながら作業する事で効率がアップするものもあります。

その代表的な例が運動です。特に自分の好きな音楽を聴きながら運動するとドーパミンが分泌され、運動の効果を最大限に発揮してくれます。またこの音楽を聴く事を脳を使う作業の前に行う事でこのドーパミンが分泌された状態で作業に取り掛かる事もできますので、歌詞があるお気に入りの音楽は作業中もしくは運動、脳を使う作業はホワイトノイズと使い分けると作業効率を高めてくれるかもしれません。

一度試してみて下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です